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脳科学的ミニ・コラム

目次

脳は驚くほどに変わっている!

あなたの脳はどのくらい変わるかを知っていますか? 最近の脳科学の知見として、脳細胞はかなりの速度で変化することが分かって来ています。 例えば、次のような研究があります。 3つのボールを、お手玉のように両手で投げて取るということを繰り返していると、わずか3カ月で視覚と手・腕の動きを司る大脳の部位が厚くなるというのです。たった、3か月ですから、驚く速度ですよね。 あなたが、出来ないと思っていることでも、少しずつ練習していると、そのことを司る大脳の部位がどんどん変るということです。 実際に、イチローのコミュニケーション講座では、たったの一日でコミュ力が大幅にアップできます。その分の大脳の部分も変わっているということですね。やり方さえ正しければ、かなりの速度で自分の能力を開発していけるのです。 同じ理由で、男女の脳の差も、後天的なしつけなどによるものの可能性があるということです。男女差がなくなれば、今のように異性とのコミュニケーションで悩む人がいなくなっていいですね。早く、そんな日が来てくれたらと思います。

先のばしの方程式

人はついつい先延ばしをしてしまうものです。95%の人は何とか『先延ばし』をなくしたいと思っているそうです。こういう自分も他人事ではありません。 この『先延ばし』ですが、カナダのカルガリー大学スティールは博士が『先延ばし』について142人を11週間に渡り調査をしました。この調査の結果から時間的モチベーション理論(TMT)というものを考えだし、やる気度(先延ばしの逆ですね)を次のように方程式にしています。 U = (E x V)/(Γ x D) この式で、Uは引き延ばしをしてしまう行動のやる気度(Utility)、Eは自信(自己効力感)、Vは行動から感じられる価値、Γは時間的遅れに対する感受性、Dは行動を行ってから価値が感じられるまでの時間です。 つまり、ある行動をやる気になるか、引き延ばしてしまうかは、その行動を遂行する自信がどのくらいあるか、どのくらい価値を感じているかに比例します。例えば、早起きしようとする場合は、早起きする自信があればあるほど、当然ですが、早起きできます。早起きは三文の得どころか、もし1億円の得と思えば、さらにやる気が起こります。 しかし、早起きしても、三文(価値)が得られるまでの時間が長いと、また、待つことが苦と感じてしまう人だと、やる気は失せてきます。 この方程式から、何を変えれば、ご自分の先延ばしが撃退できるか考えてみるといいかもしれません。・・・・・ということで、自分も見直ししてみようと思います。

特殊能力を発達させる脳科学的メカニズム

今日は、特殊能力を発達させる脳科学的メカニズムについて自分なりに思うことをシェアしてみたいと思います。 アメリカで目が全く見えないために,口から舌をならす音を出して、その反射音で自分のいる環境を把握できる人がいます。この人の脳では、音を耳で聞いて、活性化される脳の部位が聴覚野と視覚野ということがわかってきました。目の見える人は、音を聞くと聴覚野しか活性化されません。しかし、この盲目の人は、音を聞いて視覚野が活性化されるのです。つまり、脳科学的には、音を聞いて見ているのと同じことです。人の脳は、このようにとても柔軟性があり、障害があると新しい機能を作り出してしまうのです。 このようなことは、特別なことではありません。なぜなら、人は障壁を自ら作り出し、それを乗り越えようとして特殊能力を発達させるからです。その自ら作り出す障壁が、心理学で言うところの『シャドウ』と呼ばれるものです。 『シャドウ』は、自分のものすごく嫌なタイプを言います。例えば、かつて自分をひどい目に遭わせた人がいると、その人がシャドウとなります。シャドウとなった人の持っている資質も嫌いになるので、その資質を使わなくなります。自分でも持っている資質ですが、それを嫌いになることで、使えない心理状態になるのです。こうして、『シャドウ』が架空の障壁となり、その資質なしでもやっていける自分をつくるために、独自の特殊能力を発達させる環境を作ります。「音で見る」特殊能力を作り出したのに似た疑似環境を自分で作り出そうとするのです。ですから、シャドウの元となった人は、実は独自の特殊能力を作り出すための恩人なのです。

パートナーの手を握ると心が落ち着く

奥さん・旦那さんの手を握っていますか?そんなことは、恥ずかしくて出来ないと言われる人がいますが、実はとても損をしています。 パートナーと手をつなぐことは、健康を良くする、ストレスを軽減して幸せに生きるためにとても大切ということが脳科学的に確かめられているからです。
ウィスコンシン大学のダビットソン教授の研究グループは、16人のボランティア(既婚女性)に電気ショックを与え、そのときの脳の変化を観察しました。軽い電気ショックにも驚きやすいということで、女性が実験台になっています。そのときに1)旦那に手を握ってもらう、2)知らない人に手を握ってもらう、3)誰も手を握らない、という違いで脳活性の違いを調べました。
旦那に手を握ってもらうと電気ショックのとき、恐怖の感情を司る脳の活性が低く、誰も手を握っていないときが一番高いということがわかりました。さらに幸せな結婚をしているとその差がとても際立ったということです。〔専門的には、恐怖に関連して起こる感情に関係する脳の部位(島皮質後部、上前頭回)自律機能を司る視床下部で、際立った違いが出たそうです。〕
パートナーの手を握ると相手も自分も幸せに、健康になります。普段から、習慣化されては、いかがでしょうか?

褒め方の極意

言葉というのは、人に大きな影響を与えます。アメリカはニューヨークでの研究の結果をお伝えしますね。
小学5年生に簡単なパズルをしてもらいました。簡単なので誰にでも解くことが出来ます。そして、生徒たちを2つのグループに分けて、褒め方を試してみました。
グループ1の生徒たちには「頭がいいんだね」と、グループ2の生徒たちには「よく努力したね」と伝えました。
次に難しいテストと簡単なテストを生徒たちに選ばせたところ、グループ1の90%の生徒は簡単なテストを選び、グループ2のほとんどの生徒は難しいテストを選びました。
「頭がいいんだね」というのは知性を褒めているわけですが、この場合、失敗すると頭が悪いことになると思ってしまい、リスクを取れなくなります。つまり、自分の自尊心を守ることにばかり注意がいってしまいます。それに対して、努力を褒められた人は、失敗しても努力が足りなかったと思うだけで、失敗を恐れなくなります。
さらに、もっと難しいテストを与えると、「頭がいい」とほめられたグループの人たちは、すぐにあきらめてしまいましたが、「よく努力したね」と褒められたグループは熱心にこの難しいテストに取り組んだそうです。
褒める時は、その後のことも考えて、その人が伸びる褒め方をしてあげたいものですね。

女性の涙で男の浮気性が治る?!

米国科学誌「サイエンス」に面白い研究が載っていました。
「女の涙は武器」と昔から言いますが、どんな武器なのかを、科学的に調べたものです。
20代後半から、30代後半の女性にたくさん泣いてもらって、涙を回収しました。
被験者の男性を2つのグループに分けて、グループ1の男性たちには塩水の匂いを、グループ2の男性たちには女性の涙の匂いをかいでもらいます。その状態で、男性にエッチなビデオを見てもらったところ、グループ2の男性陣はグループ1の男性陣と比べて興奮しなかったというのです。実際、グループ2については、性的興奮の象徴である男性ホルモンの血液中の濃度も低く、また、性的興奮時に活性化される脳中枢の「視床下部」も活性化されませんでした。
つまり、女性の涙には、男性の性的興奮を抑える作用があるということです。
【イスラエルのノーム・ノーベル博士の研究より】

長生きしたい人は・・・・ 脳の視床下部が寿命を決める!

最近の脳科学の研究からわかったことで、ニューヨークのアルバートアインシュタイン大学のカイ博士の研究によると脳の視床下部が寿命を決めているということです。 視床下部が脳内の老化防止のキーマンであるようです。視床下部からは、ナドトロピン放出ホルモン (GnRH) 、またの名を性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌されています。 性腺刺激ホルモンという名前がついていますが、GnRHは脳内の老化をおさえる作用があります。脳内にGnRHを注射すると寿命が通常よりも10%ほど長くなるということです。 この寿命の違いを人で寿命が80歳でたとえると、10%伸びると88歳となります。逆に、GnRHの放出が少なくなると10%短くなり、72歳となります。この違いは、年金額に換算にすると、それなりの違いになるかもしれませんね。 ちょっと専門的になりますが、遺伝子発現に関与するNFκBという遺伝子の活性が視床下部で低くなるとGnRHが放出されやすくなります。 視床下部は、間脳の一部で自律機能の調節を行っているところです。 この研究から言えることは、長く生きるためには視床下部を活性化することです。 そのためには、1)食事をする時に,よくかんでゆっくり食べる、2)日の光に当たる、3)ストレス・マネージメントをうまくする。 ・・・・ということは、早食いの人、一日部屋にこもって仕事をしている人、ストレスがうまくコントロールできていない人は、生活習慣を考え直す必要があるかもしれません。

一人ぼっちは人生に悪影響を与える

今日ご紹介する研究は、米国オハイオ州立大学のJ. Caccioppo教授の論文からです。
Caccioppo教授は、「孤独」が人間に与える研究を続けており、この分野の第1人者です。
「孤独が日々の感情や実生活にどのような影響を与えるか?」を研究しました。
215人の成人の、日々の疲れやすさ、倦怠感、不眠症、心の健全の度合いなどを調べたところ、
孤独感を感じると、不眠症がおこり、昼間の仕事などに影響が出ることがわかりました。
また、倦怠感の感じ方も孤独を感じている人のほうが高く、ネガティブなことを考えがちに
なるようです。高齢になっても、コミュニティに属しで人とかかわることで、
健忘症の防止にもつながるようです。
現在、彼氏彼女がいない人は、将来を見据えて、真剣にパートナー探しに取り組んで
みてはいかがでしょうか?また、パートナーはいるけれど、孤独を感じているという方は、
早いうちにパートナーとのコミュニケーションの改善に取り組まれることをお勧めします。

苦手な人とコミュニケーション

苦手な人とコミュニケーションする時、私がよくやるのは、
この人、赤ちゃんの時、どんなだったのかなーって想像するんです。
瞳をじーっと見てると、イメージがなんとなく浮かんでくるんです。
そうすると、悲しくて泣いていたり、寂しくて怖くて叫んでいる姿が見えてきたりして、
私と同じだな???って感じてくるんです。
心理学では、周りの人に見えるものは自分の中にあるものが投影されて
見えると言われています。つまり、今、目の前にいる人の苦手な部分は
実は、私の中にも同じものがある、ということ。
そう思うと、苦手だと思ってた人にも親近感が湧いてきて、
コミュニケーションがしやすくなります。
苦手な人に出逢ったら、その人の赤ちゃんの姿をイメージするというのを
是非やってみてください!

コミュニケーションは愛のやりとり

私たちのセミナーで、『話しかけた相手の人に喜んでいただけるよう、
その人を褒めてください』という課題を出すと、
「褒めるところが見つからない」と言われる方がおられます。
そんな時、イチローがよくこの話をします。私はこのお話がとても好きなので、
シェアさせていただきますね!
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シカゴでイチローが3000人に声をかける『実験』をしていた時のことです。
雑貨を売っているお店に入ると、店員さんがプラスティック製の赤青黄色の
カラフルな腕輪をつけていました。一見すると安っぽいおもちゃのようでしたが、
イチローは、何か理由があるかもしれない・・・と思って、店員さんにこう聞きました。
「珍しいブレスレットですね。何か特別なものですか?」
すると、その店員さんは、“よくぞ聞いてくれました!”と言わんばかりの
満面の笑みになってこう言いました。
「これは、シカゴ・カブス(野球チーム)を応援するブレスレットなの!
私の家族はカブスの大ファンで、先週の日曜日も家族で試合を見に行ったのよ。
その時に皆おそろいで買ったブレスレットなの」
他の人から見ると、安っぽく見えて褒められるようなものではないかもしれない。
でも、その人が身に付けている、ということは、その人にとって、
何かしら思い入れがあるんです。
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この話を聞くと、私はマザーテレサのこの言葉を思い出します。
『愛の反対は憎しみではなく無関心です』
イチローが店員さんが身に付けていたおもちゃみたいなブレスレットを見て、
「何か理由があるかもしれない・・・」と思った瞬間、
イチローは店員さんに関心を寄せていた。
つまり、愛を送っていたんだなぁ、と思うのです。
コミュニケーションって、愛のやりとりなんですよね!

夢を追いかけられなかった時代

クレアの両親は、NHKの朝の連続テレビ小説「おひさま」を 楽しみに観ています。
そして、毎日、どこかのシーンで必ずと言っていいほど涙をポロリと流しています。
15分の短いストーリーの中に毎回泣かせるシーンを盛り込むなんて、
「さすが、NHKさん!」と思います。
そんなわけで、両親につられてクレアも「おひさま」を観るようになりました。
すると、いろいろと考えさせられる内容がちりばめられていて、
学びが多いことに気が付きました。
たとえば、第11週目のストーリー。
「おひさま」の主人公、陽子は、1922年生まれ。
女学校を卒業後、安曇野で小学校の教師をしています。
「太陽の陽子です!」というのがステイタスの陽子は、
まさに太陽のように明るく、少しそそっかしいところもある愛情深い先生です。
昭和16年、太平洋戦争がはじまり、学校の授業も
“お国のために命を捧げる”内容になっていきます。
卒業の前に、陽子は自分が子どもたちに本当は伝えたかったことを
一人一人に手紙を書くのですが、校長先生に見つかって手紙を 没収されてしまいます。
その時、校長先生が言った言葉。
「私も40年教師をしてきたんです。 私だって、子どもたちに、命の尊さや生きる喜び、
夢を持つことの素晴らしさを教えたい。 でも、今、それは許されないのです・・・」
(うろ覚えなので、正確なセリフではありません)
“この時代の子どもたちは、生きる喜びや夢を持つことの素晴らしさを
教えられてこなかったんだ。。。” そう思いました。
頭では、なんとなくはわかっていましたが、
この時代の出来事をこうして映像で見ると、さらに感情移入するので、
本当にそういう時代だったんだというのを、より身近に感じるものですね。
戦争中、クレアの両親は小学生でしたから、
「このような授業を受けていたんだな・・・」と、
「おひさま」を観ながら両親の子ども時代を見ているような感じがいたしました。
すると、昔の出来事がふと頭に浮かびました。かつて、私が将来の夢を語っても、
母は「またそんな夢みたいなこと言って」と本気にしてくれなかったこと、
就職するときに父が安定した堅実な仕事を勧めたことなども、
両親が子どもの頃に受けた教育もきっと影響しているんだなぁ、と思いました。
昔、「なんで、親なのに、私のこと、わかってくれないのかしら・・・」
と思っていた時代がありましたが、これほど育ってきた環境が違うわけですから、
わからなくて当然ですよね。
いっしょに生きてきた親ですらそうなのですから、
他の人とわかり合うのは、大変なことです。
でも、だからこそ、たくさんコミュニケーションをとって、 話をして理解し合う。
誰かとわかり合うためには、そういう時間が必要なのですよね。

明るいコミュニケーションの法則

「過去と他人は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ。」という有名な言葉があるように、人を変えることはできません。でも、パートナーの言動でどうしても受け入れられない何かをパートナーに伝えたいような場合、どうやって伝えたらよいでしょうか?

一番使ってはいけないのは、
「○○しないでよ。」「○○してると△△になっちゃうよ。」といった、相手に命令したり、脅迫するような要素が入った言葉です。

カップルは、共に生きていながら、どこかで張り合っている部分というのがあるので、命令調な言われ方をすると、反発したくなってしまうんですよね。

ここで、パートナーに伝える前に考えて欲しいのは、『そのパートナーの言動によって、自分はどんな気持ちになるのか?』ということです。相手の何かを嫌と感じているのは”自分”です。だから、まずは、自分自身を分析するのが大切なのです。

そして、分析した自分の気持ちを正直に伝えてみましょう。ここで一つポイントですが、深刻な言い方ではなく、明るく伝えるようにしましょうね。深刻な口調で話してしまうと、相手が罪悪感を感じてしまうかもしれないからです。明るく、楽しい雰囲気で伝えるとよいでしょう。

「ねぇ。ちょっとイエローカード上げてもいいいいかな? あなたが○○すると、私、□□のような気持ちになってしまうのよね。」

「レッドカードになる前に言ってくれてよかったよ。 」パートナーと、これくらい楽しく会話できるといいですね。
明るいコミュニケーション法則、日ごろから心がけてみてくださいね。

私はあなたのことをどれくらい知っているのかしら?

誰かの言葉や行動に対して、
「えーー、何、この人??」と、ムッとした気持ちになってしまうこと、ありませんか?

たとえば、
・誰かに物を尋ねた時、相手がすごいつっけんどんに答えてきた。
・朝の混んだ電車の中で、隣にいた人のカバンが思い切りぶつかって来た。など。

こういう経験をした後、「今日、すごい変な人がいたのよー」などと、誰かについ愚痴を言ってしまったりすること、誰もが身に覚えがあるかと思います。

でも、そんな気持ちになりそうになった時、自分にこう問いかけてみてはどうでしょうか?!
「自分は、この人のことをどれくらい知っているのだろう?!」

人は、誰かの言動の、ほんのわずかな一面をちらっと垣間見て、その情報を自分の頭のデータベースに入れて、自分勝手にいろんな解釈をしています。

つっけんどんに答えたその人と交わした会話は、いったい何秒だったのでしょう?
電車の中で隣にいた人のことを、自分はいったいどれくらい知っているのでしょう?

これらは、その人たちを”変な人”と定義するのに十分な情報なのでしょうか?

自分の頭のデータベースは、完全ではありません。だって、世の中には自分が知らないことが山ほどありますものね

それに、なにより、そんなあいまいな解析結果を元に、自分自身の気持ちが”ムッ”とするなんて、つまらないですよね。

人には、必ず、その人がこの世に生まれてきた意味があります。
それは、人は皆、それぞれに、すばらしい要素を持っている、ということです。
それは表からは見えないものかもしれません。でも、必ず、素晴らしい何かがあるのです。

だから、その人のほんのわずかの一面だけを見て、それを自分の持っている小さなデータベースで処理した結果だけで、「あの人は○○」と自分勝手に悪い判断をしないようにしましょうね。

「自分は、この人のことをどれくらい知っているのだろう?!この人のこと、1%も知らないだろうな。今はそれが見えないけれど、きっとすばらしい要素を持っているんだろうな!」

皆がこんなふうに人を見ることができたら、もっとニコニコした人が世の中に増えるんじゃないかなーと思うクレアです。

イエロー・フラッグ

アメフトでは反則をすると、審判がイエロー・フラッグを投げて、試合が中断します。

パートナー間でも、長い間には意見の食い違い等が起こってきますよね。そんな時は、どうされていますか?

一つの解決のキッカケになるかと思いますので、次の方法をお伝えしておきますね。

どちらか、不快を感じたほうが、イエロー・フラッグ(イエロー・プレート)を出します。そして、まず、お互いの話を中断。

そんな時、不快を感じた方は、相手が良くないことをしてると思っているはずですが、往々にして、二人の良くないところがぶつかっているはずです。一方的ではないんですね。

そんな時は、少しお互いの言い分をよく聞いた方が良いと思います。でないと、状況が悪化していきますからね。

イエロー・フラッグが出たら、とにかく話を中断。そして、冷静になりましょう。場合によっては、違う部屋に行って一人になることも必要かもしれません。

十分に冷静になったら、そのまま、お互いの良い面と悪い面を良く考えてみてください。例え、自分は悪くないと感じても、お互いの良い面と悪い面をどっちも見つけてみてくださいね。

お互いの良い面と悪い面を考えたら、相手と顔を合わせて、良い面を褒めながら、なんで、悪い面があると思うのか、それがあると、何で損になると思うのかを話してあげましょう。そして、自分の良い面と悪い面も相手に伝えてみてください。

一人が終わったら、交代です。一人が話をしている時は、とにかく話を聞きましょう。

お互いに、相手によく理解されていると感じてもらえることがとても大切です。そのあとで、解決方法を考えていきましょう。つまらない衝突が回避できると思いますよ。

せっかく運命で出逢ったパートナです。一方的に、相手が悪いと決め付けたりせずに、二人で問題を解決して行く態度を身につけましょう。

脳科学を活用して自分らしさを発揮し、幸せな人生に役立つ情報をお届けします。

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