☆〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   米国シカゴ発 ニュースレター 【第32号】 2009年6月18日                                             クレア&イチロー ☆〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      パートナーシップ実践コーチング講座  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆ ◆「ワルの要素」・・・・バランスが大事! 「ワルの要素」はPPM(Push and Pull Method)の4つの基本要素の 一つです。前回のニュースレターでは、「ワルの要素」の一例として、 前歯に隙間がある女性が職場の男性に歯の隙間から水を飛ばして、 その人を驚かせた、という話しをお伝えしました。 そして、二人は恋に落ち、この女性のウツ症状は自然に治ったというお話でした。 メデタシ、メデタシですが・・・・・・・ でも、ちょっと考えてみてください。もし、この女性が汚い身なりで 前歯の隙間から男性に水を飛ばしたらどうなるでしょうか? ただの「変なやつ」 「嫌なやつ」ですよね。 このときのポイントは、新しい服を買い、美容院で髪型をセットし、 お化粧もしっかりした・・・・というところがミソになっています。 ・・・・・というと、「じゃ、見かけがよければいいんだ!」 という人が必ずいます。 「見かけは一つの要素ですが、それだけでは不十分です」 ここで大事なのは、心理的に引きつける力のラポールと 押しやる(一歩間違えると相手が引いてしまう)力の性的 緊張感のバランスが取れていたということです。 この場合は、新しい服や髪型、お化粧がラポールの役にたち、 前歯の隙間から水を飛ばすことが、緊張感を作ったということです。 この女性がしたことをもう一度、確認してみましょう。 「一番素敵な新しい服を着て、髪も化粧も整え、そして、その 男性と水飲み場で出会ったときに、口に水をいっぱい含んで 歯の隙間から彼に向かって水を飛ばした。それから 彼の方に一歩踏み出してから、振り返って死に物狂いに 走り去った」・・・・・です。 異性に魅力を感じてもらうには、ラポールと性的緊張感の バランスが必要です。そして、この女性のとった行動には両方 がうまく入っているのです。 プッシュ&プル・メソッド(PPM)はバランスよく、その両方を 取り入れた異性間のコミュニケーション・メソッドです。                         by イチロー  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆ ◆編集後記 今年のシカゴは冷夏です。ここのところ、気温が摂氏13度前後と 3月の東京と同じ気候です。暖冬と冷夏!明らかに異常気象ですね。 さて、先週末はシカゴ・ブルース・フェスティバルがありました。 シカゴは、ブルースのメッカとしても有名です。もともとしんみり した感じだったブルースに、シカゴでは1950年頃にエレキ・ ギターを使い始めました。 南部から移動してきたブルースのミュージシャンたちが路上で 演奏を始めたことが、大きな音がだせるエレキ・バンドを取り入れ るキッカケだったそうです。 毎年6月に開催されるこのフェスティバルは、米国最大のブルース・ フェスティバルで、ブルースの街としてのシカゴの存在を世界に アピールしています。 以下のリンクから、シカゴ・ブルースの一例をお楽しみください。 このスローテンポだと、イチローが大好きなウェスト・コースト・ スィングダンスが快適に踊れるんですよね。 http://www.youtube.com/watch?v=k_rd8y8A2oE シカゴも舞台となった「クレア&イチロー物語」。  出版まで、あと一月たらず、7月上旬出版予定の「出逢いの法則」。 お楽しみに!!                        クレア&イチロー