☆〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   米国シカゴ発 ニュースレター 【第22号】 2009年1月20日                        クレア&イチロー ☆〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      パートナーシップ実践コーチング講座  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆ ◆自分を過去の痛みから解放する(その2) ソウルメイトを探そうというときに、自分の心に大きなトラウマを 抱えていると、自信を持てず、なかなか思い切った行動に踏み切れません。 前回のニュースレターでお話したイチローの体験の続きをお話させて いただきますね。 父への手紙を書くことで、イチローの心は過去の痛みから解放され、 クレアという、ソウルメイトに出逢うことができました。 一方、父はと言うと、気難しさは相変わらずでした。イチローが、父への 手紙を書いて、国際電話をかけても、話をすることを嫌がりました。 イチローは、母にその手紙を読んで聞かせた一週間後に、日本の実家に 帰りました。父に会うためです。 それまでは、何年も実家に帰ることすらなかったのですから、 とても勇気のいることでした。 そして、一晩、実家に泊まったのです。父とは、ほんの5分ほどでしたが、 お話をしました。普通の世間話でした。 そして、アメリカに帰ってきた後に、父へ赦しの手紙を送りました。 それで何かが、変わったかというと・・・ 何も変わりませんでした。 父の気難しさは相変わらずでした。家族とのいざこざも、 父が近所づきあいをできないということも、そのままです。 変わらない人は、一生変わらないんだ・・・・そう思いました。 それでも、イチローは日本に帰るたびに、実家に寄るように しました。 そんな状態が、2年半くらい続いたとき、イチローが実家に帰って、 食事をしていると、父が自分の部屋から出てきて、また、いつもの ごとく、昔のことを蒸し返しはじめました。 以前のイチローであれば、頭にきて、怒り出したでしょう。 でも、このときは、床に手を突いて、 「今まで、育ててもらったことに感謝しています」 と言って土下座をしました。 とっさに出てきた動作でした。 本当に父に変わってほしい、という一心でした。 (次回に続く)  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆ ◆ 編集後記 今日のシカゴは摂氏マイナス15度! 外に出ると、顔が痛いです。このくらい寒くなると、寒いのを通り越して、 痛さを感じるようになります。 ミシガン湖の氷がますます広がりそうですね。 この寒さは、どんなものかというと、水がアッというまに凍ります。 去年のちょうど今頃、クレアとイチローで実験をしました。 この動画が、そのときの実験の様子です。↓↓↓ http://vision.ameba.jp/watch.do;jsessionid=32702F2BD9A777041FA9F58C54DD4FAF?movie=717745 (上記のURLが折り返して2行になっているときは、1行につなげて  ブラウザに入力してアクセスしてください) ペットボトルの水を車のボンネットにたらすと、 たちまち凍りつきました。 ブルブル・・・・・・ でも、クレアと二人でこんな実験ができたのは、楽しかったです。                       イチロー@シカゴ