☆〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   米国シカゴ発 ニュースレター 【第14号】 2008年11月6日                        クレア&イチロー  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆     (1)パートナーシップ実践コーチング講座  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆ ◆感情を共鳴させて絆を深める パートナーとの絆を深めるために、“感情を共鳴させる”ことは とても重要です。 “感情が共鳴する”というのはどういうことか、というのを ディズニー映画「不思議の国のアリス」を例にお話ししましょう。 アリスが不思議の国(夢の中)で、三月うさぎと帽子屋さんとの お茶会から白うさぎを追いかけて、森の中に迷い込んでしまった シーンです。 どっちの方向に進めばいいかわからなくて不安だったアリスは、 目の前に黄色い道があることに気がつきました。 「やった!この道を進んでいけば、家に帰れる!」と 足早にその小道を進みはじめたのですが、前方からやってきた 尻尾がホウキになっている不思議な動物が、その道を掃き消して しまいました。 がっかりしたアリスは、座り込んで、泣きはじめます。すると、 不思議の国の動物たちが、アリスの周りにそっと集まってきて、 次第にポロポロと涙をこぼし始めるのです。 アリスの悲しみが動物たちの心と共鳴して、 アリスと不思議の国の動物たちを繋ぐ絆が生まれた時、 「あなたは一人ぽっちではないよ!」 という温かいメッセージが伝わってくるのを感じるのです。 パートナーとの絆も、これと同じなんですよね。 パートナーが悲しい感情を感じている時は、その寂しさに共鳴し、 楽しい感情を感じている時は、その喜びに共鳴する。 パートナーと感情を共鳴できたその時のすばらしい感覚は、 物質的な満足感とは違う、二人がそこにいるだけで 心が満たされていく、そんな精神的な満足感です。 日常生活において、私たちはどれくらい、パートナーと自分の 感情を共鳴させているでしょうか?! そもそも、パートナーに自分の感情を伝えていますか? 子どもたちを見ていると、嬉しい時はジャンプして喜び、 悲しい時は「エーン!」と声を出して泣く、というように、 自分の感情を抵抗なく表に出しているのがわかります。 私たちも、子どもの頃はそうだったはずなのに、大人になるに つれて、感情をだんだん表に出さなくなってきていますよね。 それは、自分の感情をコントロールできるようになってきた という意味で、人として成長したと言えるでしょう。 ただ、それが感情をコントロールしているのではなく、 感情を出すことはいけないことだと思って、出さないように 心の中に閉じ込めているとしたらどうでしょうか? クレア&イチローのヒーリング・ナイトの中でも練習しますが、 日頃から、自分の感情を相手に伝える、ということを、是非、 意識してやってみていただきたいと思います。 嬉しい時や幸せな時、パートナーと感情共鳴させることで、 その喜びが数倍にも膨らみ、心が幸せで満たされていくのを 感じることでしょう! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆ ◆編集後記 次回のヒーリング・ナイトは、過去世に行く瞑想をやります! 以前、過去世でソウルメイトに出逢う瞑想を、クレア自身も体験した ことがあり、その時は、中世のアラビアのお姫様のイメージが出て きました。優雅できらびやかな生活をしていて、一瞬、楽しそう!と 思ったのですが、お姫様の気持ちを感じてみると、いつも宮殿の中で 彼の帰りをひたすら待っていて、(めったにやって来ないみたいだった) 心に孤独と寂しさを感じていました。 後から思うと、あの孤独と寂しさは、クレアが過去の結婚生活で 感じていた感情と同じだと思いました。潜在意識が何かを伝えた かったのでしょうね。 同じように過去世の瞑想をして、「私、靴を履いてない・・・ 洋服も着ていない・・・あれ?私、人間じゃないみたい・・・」 と、動物のイメージが出てきた方もいらっしゃいました。 潜在意識の不思議を感じます。 さて、あなたのイメージの中には、何が出てくるでしょう? そんな不思議を体験したい方、 ヒーリング・ナイトでお待ちしています!   クレア                       ◆シカゴ通信 先週末は一時帰国していました。今回もまた、多くの方々との すばらしい出逢いがあり、あらためて、クレア&イチローは いろいろな人たちに支えられて、本当に幸せだと思いました。 皆さまに心から感謝です! さて今回は、シカゴならぬ日本神話からの話題です。 日本の古代史を紐解くと、日本武尊(やまとたけるのみこと)は “愛妻家”の元祖だそうです。 『古事記』によると、尊の東征に同行していた妻の弟橘媛(おとたちばな ひめ)は、尊の言動で怒った海神の怒りを静めるために、 今の横須賀市の走水(はしりみず)という場所で入水したと書かれて います。自分の命を捨ててまで尊の命を守った媛、そして、媛を忘れられ ずに「吾妻はや」(我が妻よ)と嘆いた尊。この二人は固い絆で結ばれて いたと言われており、これが、日本武尊が“愛妻家”の元祖と言われている 所以です。 イチローは横須賀の出身なので、そんな日本神話があることに感激! 世の中に“愛妻家”を増やす活動にも参加しています。 (イチローは、NPO日本愛妻家協会、シカゴ支部の事務局長なんです!) さて、横須賀といえば、日本のカレー発祥の地。 日本武尊と弟橘媛も、仲睦まじくカレーを食べたとか。。。?! この伝説にちなんだ神社と海沿いのデートコースについては、 次回のニュースレターをお楽しみに!                        イチロー